ギリギリを生きているのだろうか。自分で自分を追い詰めている。どこが楽しいのだろうか・・・。

人はいつ死ぬのだろう・・・。寿命で老衰し死ぬ。不運な事故で死ぬ。食べる物がなく、飢えて死ぬ。この世で死を迎える人は、おそらくは「死にたい」とは思わなかっただろう。まだまだ人生にやり残した事がある。まだ死を歓迎したくはなかった。

しかし、自殺をして死に逝く人は、どうしてそんな決意をしたのだろうか・・・。

生き甲斐を失くすことが、自殺へと考えを発展させているのだろうと思う。今を生きる人は様々な生き甲斐を持っている。長生きをしたい。家族を養うため。働く事が楽しいから。そういった生き甲斐を持って、人は生きている。しかし、俺の場合生き甲斐とは何だろう・・・。

高校在学中は、俺の持つ生き甲斐が大きくなっていった。友達の笑顔を見ることだった。友達のためなら、どんな労をも惜しまなかった。俺が犠牲になろうと、笑顔を見せて、誠意を込めて「ありがとう」と言ってくれればそれだけでよかった。しかし、それも今潰えようとしている。大学で高校在学中に出会った友達以上の友達は恐らく現れない。俺の生き甲斐は、高校の友達がいて、初めて成就されるものなのだ。

昔、俺はずっと大学に行く意味を考えていた。俺のやりたいことは声優だけだったのだ。それならば、大学に行かずに専門学校に行けば、大学の莫大な入学金や授業料は払う必要はない。しかし、親がそんなことは許してくれなかった。(いや、そんなことを言う勇気は俺にはなかった。)大学に行きながら、専門学校に行くダブルスクールにすればいいと思った。それを話してみれば、了承してくれた。

しかしこれは、一昨日の日記にも書いた事だが、親に莫大な負担がかかる。そしてその負担をかけてさえも、確実に声優になれるかは分からない。賭け・・・と言える。そんなことはできない。

もし、声優になるならば、自分で自分を養っていける財力。勿論親には何の手も借りずに・・・。大学でそれほどの資金を稼ぐ事が出来るだろうか・・・。それもまた、不可能な話だ。ならば大学卒業後にするか?それもまた、不可能だ。少なくとも5年程は、働かなくても余裕のある生活ができなければならない。そこまで稼ぐのに、どれだけの時間がかかる?

やはり諦めるしかないのか・・・。いや、実際は声優が本当にやりたかったのか?何に憧れたのだ俺は?

ゲームであり、アニメだ。感動したから、俺も自分で演じてみたかった。人に感動を与えたい。だが、簡単に大きな舞台にたてると思うのか?有名なゲームに俺の声がでるまで、どれだけの時間がかかるのか?

いや、それ以上に俺の性格上の問題だ。熱しやすく、冷めやすいタイプの俺が、声優は飽きない、ということがあてはまらない、という保証はない。

俺の恨む、自分を恨む。声優などに憧れを持つべきではなかった。もっと他のことに興味を持ちたかった。どこかに催眠術師はいないか?俺の声優への興味、羨望、憧れを持ったときの記憶を封じてくれ。そうすれば・・・

声優というのは、リスクが高い。なるまでの授業料が低い。苦労してオーディションに受かって、それがすぐには報われない。長年かかって、ようやく豊かな暮らしが可能となる。見返りが少なすぎるのだ。それもまた、俺の頭を悩ます問題でもある。

生き甲斐がないなら、生きていてもしょうがない。このまま行けば、俺は大学卒業と同時に、生き甲斐を失い、そして死ぬ。大学で生き甲斐ななくなれば、また別に話だが・・・。

俺の生き甲斐・・・。

1、今年のピアノの発表会で、ある友達を中心に、誘う友達に感謝の気持ちをこめること。

2、来年のピアノの発表会で、遠く離れていく友達の好きなピアノの曲を弾き、本人にCDを届けて、この上ない感謝の気持ちを伝える。

3、俺の考えていた物語を書く事。そして願わくば文庫本になり、たくさんの人に読んでもらいたい。しかしやはり友達に楽しんでもらいたいのが、主な目的。

4、大学生活ででも、出来る限り高校の友達との付き合いをし、俺の生き甲斐を成就させ続ける。

この4つが果たされて、社会に出れば、俺の生き甲斐はない。その先に望むものは・・・死だ。

なんだか数日同じ話題ですいません。

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