初日、逝ったか数学？

初日、現代文と数学演習。どちらのテストも今年からテスト時間45分ということでかなり時間に余裕がなくなった。現代文はある問題に時間をかけすぎて見直しどころではなかった。いつもマッハでやる俺だが、今回はそうもいかなかった。

そして数学。もうちょっと復習をしておくべきだった。これまた見直しの時間なんてほぼあったもんじゃない。だから一応一問を除いては全部うめたわけだけど、多分半分はマルをもらえないだろう。やばいなぁ・・・先生なんとか80点くれないかなぁ・・・

家に早く帰った。こんな時間に俺が家にいるなんてかなり珍しかったな。そして飯を食って2時頃塾へ向けて学校へ向かった。3時近くに塾について英語をやろうと思ったら、苦労した訳がこんなときに役に立たないとは・・・でも英語の本文をかなり読み通したし、一度訳したわけだからなんとかなった。でも単語をまとめた紙も忘れてしまったし・・・またやり直したわけだけど、もう一回まとめたら結構覚えられた。なんか不幸中の幸いってやつかなぁ・・・でも素直に喜べない。

今日は数学。もうだめだ・・・多分数学は一番の下か下から二番目のクラスなのだが、今日は中間テストということでほとんど予習をしなかった。（というか今日はしてもほぼ無駄だった。）俺は先生の話を真面目に聞いていたのだが、先生の説明は学校のS先生とは違い、俺等は基本的な部分は分かっているということが前提で解説をしていた。俺はすぐに手に負えなくなり、そして質問するのをためらっていた。・・・俺は涙がでそうになった。これは高2の時・・・指数対数をやっていた時先生に「哀歌は頑張るのに結果がでないね。頑張ってるのにねぇ・・・」といわれて泣きそうになったとき以来だった。数学なんてどこまでが基礎で、どこまでわかっていなければならないのかが分からない。俺は・・・数学の実力が上がるのか？塾の先生は言ってた「いつか君たちがこんな問題を解けるようにしてあげるからね。協力するから」そうか・・・だったら俺を助けてくれ。頼む、俺はみんなと違う・・・数学の力が幼児のように弱い。自分だけじゃ何をしてどのように勉強していけばいいのか分からない。誰か・・・俺に教えてくれ！俺はどんなペースで勉強しなきゃいけないんだ？

そう思っていたとき、俺の心に昔思っていたことが復活した。「俺はあの人に会わなきゃいけないのに、こんなところで俺は止まるわけにはいけないのに・・・」あれ？俺・・・やっぱりあの人が好きだったんだ。いつも俺は冷めていたと思っていたから驚いた。俺の中でそれが当たり前になって忘れてしまったのか？まぁいい。まだ残っていたのだから・・・

どうだろう・・・S先生を頼るしかないかな・・・いつも俺はS先生に迷惑をかけてばかりだけど、大丈夫だろうか・・・